ウェッジウッド、デザイナーについて
■こちらのページはウェッジウッドのデザイナーの紹介ページです。 皆様が大事に使っているティーカップはだれがデザインしたのでしょうか?
もしそれがわかればより一層愛着が湧くのでは、、、そう思って日々情報を更新していきます。
Victor George Skellern ビクター・スキレーン (1909~1966)
アートディレクターArt Directorとしてウェッジウッド社で働いた期間 (1934~1965)
参考文献 WEDGWOOD THE NEW ILLUSTRATED DICTIONARY
アーティストでありデザイナーのビクターはフェントンの陶芸家の家で生まれました。
芸術学校でいくつもの賞を取ったビクターは、1923年エトルリアのデザイン部門にて働き始めます。
ストロベリーヒルは1957年にデザインされ、その年のデザインオブザイヤーを受賞しました。
▼ストロベリーヒル/1957年
▼ワイルドストロベリー
▼フロレンティーンターコイス
<その他のビクター・スキレーンの主な作品>
▼アッシュフォード/1951年
▼アジア/1956年
▼アボカド/1959年
▼グリーンリーフ/1949年
グレーフライアー/1937年
ハンプトンコート/1937年
▼リッチフィールド/1953年
▼モーニンググローリー/1936年
▼モーゼル/1957年
▼ラニミード/1940年
など多数あります。
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Eric Owen エリック・オーウェン
模型製作と彫刻部門のチーフ(ウェッジウッドで働いた期間1946年から1967年)
模型制作技術の能力を買われたオーウェンは彼が亡くなる1967年までバーラストン工場にて自由契約で模型製作をしていた。
陶芸家の家に生まれた彼はタイル工場で働いたのちミントンに勤め25年もの間模型制作部門でチーフをつとめます。
その後ウェッジウッドではバーラストンシェイプをはじめ多くのシェイプを生み出します。
そして1963年ウェッジウッドの中でも意義深いシリーズの1つ、最初のオーブンtoテーブルのシリーズ「ペンニン」をデザイン、制作しました。
現在(09年6月)ペンニンは日本で開催しているウェッジウッド展でも見ることができます。
また彼は沢山のメダリオン(丸い形の浮き彫りになった肖像)も制作しそのいくつかは珍しいほどに大きなサイズだった。
彼はいろいろなところに旅行し講演したり、短い間だがロイヤルカレッジオブアート学校で教えたりもした。
1957年産業アーティスト協会のメンバーに選ばれたオーウェンは1967年の引退の年イタリアで行われた美術陶芸の国際展示会での陶磁器肖部門にて金メダルの栄誉に輝きます。
彼が作った肖像の一部
クイーンエリザベス2世 ケネディー大統領 ニクソン大統領ジョサイア・ウェッジウッド トム・ウェッジウッド
▼ペンニン
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Robert Walter Minkin ロバート・ウォルター・ミンキン
デザインディレクター期間(1979-1986年)
デザイナーとして1955年からバーラストン工場にて勤め始める、チーフデザイナー、グループデザインマネージャーを経て1979年7月から退職する1886年までをデザインディレクターとして活躍する。
耐熱のオーブントゥーテーブルのシリーズやウェッジウッドの歴史の中で成功を収めたシリーズの1つであるアイスローズのデザイナー。
他にもサンフラワー、ムーンライト、インディアローズ、サマーローズ、イエローダイヤモンド他多数
1978年彼はオリジナルはツタンカーメンの財宝からなる金彩の陶板エジプタインコレクションの責任者を勤める。
参考文献 WEDGWOOD THE NEW ILLUSTRATED DICTIONARY
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John Goodwin ジョン・グッドウィン
ウェッジウッドのクイーンズウェアの中で最もポピュラーなエドムは1908年彼によってデザインされ現在でも製造されています。
ボーンチャイナではコロンビアアイボリー(エナメル)も彼によるデザインです。
写真はエドムにバラをあしらったロザリンド